30代の転職体験談B:30代で転職した体験談

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大学卒業後に正社員として寝具の仕事に就きましたが外回りの営業や過酷なノルマが課せられた中での作業環境に先が見えず、その後は派遣社員として半年、1年という定められた雇用期間の範囲で全国各地の半導体オペレーターや自動車のライン工程。液晶パネル製造などを行っていました。

 

派遣社員としては不安定な雇用となりますが、大手の傘下で勤務できるため地方に比べても給料も良く特別専門的な知識や技術も不要のため仕事に対しては不満もなく勤務していました。

 

そんな派遣社員として勤務6年目を迎えた頃に30歳になりこのまま一生派遣社員で終わるのかなという不安や底知れ焦りというものを感じはじめ30代転職を意識するようになってきました。

 

転職のきっかけはこれまで派遣社員として多くの処遇を目の当たりにしてきましたので、人手が足りないと別の会社にスライドという形で左遷されたり、正社員から蔑まれるような格差を感じさせる見えない壁など30代に入り特に強く感じるようになった事などがきっかけでした。

 

30代の転職として自分なりに条件を絞り込み地元に戻っての正社員は絶対条件で業種も長年の実績がある電子部品関連の製造業に就くことを目標に転職活動を始めました。

 

転職活動期間は1年を要しましたが今振り返ってみても良かったと思える事に、訓練給付を受けながらワードやエクセルの資格が取得できるハローワークの講座を受講した事にありました。

 

年齢、性別、これまでの職種も異なる約20名が受講する講座で半年の期間を要しましたが後半には企業体験や模擬面接など転職に向けた取り組みもあり、有意義な時間の中で資格を取得し転職に少しずつ近づいていけた事が何よりの財産となりました。

 

資格を取得できたことで自信もつき念願の電子部品の製造会社に正社員として31歳で勤務できるようになりましたが、地方の田舎町にある従業員50名ほどの中規模の会社でしたので年収で言えば派遣社員の頃に比べても100万くらいは下がり、給与も控除されて手取り20万と好待遇と言える条件ではありませんでした。

 

ただ一番惹かれるポイントに正社員という紛れもない雇用形態で勤務できる事には、これまで派遣として勤務してきたこそ感じる優越感や将来に対しての安心感がものすごく高く心から30代で転職して良かったと思えた瞬間でもありました。

 

作業内容はライン工程の中でもある程度のPC操作や知識、応用力を必要とする先頭工程を任されやりがいを感じながら毎日の仕事に達成感を得られましたし、新人や後輩の教育、指導なども担当しましたので責任感を持って勤務することができるようになったのです。

 

もし転職しないであのまま派遣社員として勤務していれば今頃どうなっていただろうなどと物思いに耽る事もありますが、30代の転職で人生を変える事ができましたので、転職を志す方には前を向いて一歩ずつ転職成功への階段を上る事を願っています。

 

30代で転職を考える事は後には退き返せない覚悟や不安が付きまとうものですが、自分のリアルな転職体験が少しでも参考になれば幸いです。